袖はなくとも振りたい

アウトプット用に作りました。Laravelのこととか書きます。

慢性糸球体腎炎(IgA腎症)なるものになりました その5

そう、忘れていたのですが

全身麻酔で手術をしていた関係上

呼吸に関するものは鼻からTUBEを突っ込んで

メカですーはーしてもらっていました。

 

手術前、医師の説明の中にあった

医療大学生のテクニック向上のため実験台になってくれ

の書類に いいぞ って書いたのもあり

おそらくフレッシュボーイもしくはガールがぼくの鼻にTUBEを

ブチ込んでくれていたのだと思います。

 

それが原因かはわかりません。

わかりませんが

おそらく突っ込んだモノが鼻の粘膜をやっちまったのでしょう

 

意識を取り戻してからしばらく、

ゆうに3日ほどでしょうか、めっちゃくちゃねばついた鼻水が

無限に溢れ出してきていました。

 

マジでこれ溺れて死ぬんじゃねぇか

という恐怖がすごかったです。

 

ちょうどこんなものをブログで読んで少しした頃だったので

『ヌタウナギ』を生のまま口に入れると「延々口からスライムを吐く生き物」にされるらしい - Togetter

こんな感じか……ヌタウナギまじこええと思いながらずっと口から鼻スライムを吐き出し続けていました。

 

これが四六時中出っぱなしなもんで、

ナースコールでミニバケツみたいなものをもらい

それにおえおえ

ティッシュにおえおえ

横向いておえおえ

おえおえおえおえお

 

正直くせーしとまんねーし

喉の方に流れていっても飲み込めなさそうだし

これうっかり眠って仰向けになって

全部喉に流れてきたら……死ぬ! マジで死ぬ!

 

今思い出してもアレの恐怖感たるや半端じゃないですね。

ナースコールもあるし、心電図も図ってるから

うっかり窒息しても誰か助けに来てくれるんでしょうが

うっかり夜勤マンがうっかりしてたら死ぬ

 

そんなことを考えながら目からスライムを流し

口をベッドの端の方にもっていって眠ってからスライムが出てきても

窒息しないように……みたいなことを体の悲鳴を聞きながらやっていました。

 

 

すげー量のスライムがでんだよこえーだよオラほんとあああ

って訴えかけてもまぁよくあることよみたいな感じで

はいはいおじいちゃん落ち着いて忙しいの

みたいな対応をされた(ような気がするだけで多分普通の対応でした)ので

絶望のスライム第2章の始まりだ……って感じでした。

 

 

何が言いたいかって言うと、

多分ぼくは次は学生の実験台をOKしないです。

実際この次の入院で全身麻酔キメたときはOKしなかったです。

 

幸い二回目はスライム製造機にはならずにすみました。

それが学生のせいだったかどうかは今でもわかっていませんが

(忘れていたけど)入院の怖さがそこにありました。

 

おめーそんなに粘液出して水分大丈夫なのかよ

っておもうくらいおえおえしてましたが

何分点滴っていう補給装置もついていたので、

お代わりし放題でした。やったぜ

 

 

そんなこんな事があり、

ひとまず開放腎生検による検査のための切腹

それに伴う療養の入院生活もいよいよ終わりを迎えるのです。

 

振り返ってみればこの初回入院っていうか

検査のためのかっさばきで受けたダメージと状態異常が

治療生活の中でトップオブトップにしんどい事象だったんですが

このときの僕は経験値が少なかったので

次も入院して治療あるんだよな……とか

これやってみて腎臓からそれっぽい細胞とれなかったわw

とか言われたらマジどうしよう……って感じでした。

 

いざ、自宅へ。